=電子掲示板(BBS)のマナーについて=

〜ご利用になる前に〜

 まずは、検索エンジンなどから直接アクセスされた方、そして、他のホームページの掲示板入り口からリンクをたどられた方、ようこそ。
 ここには、電子掲示板をご利用になる前にお読み頂きたい、利用上での諸注意などを掲載しています。
 また、ホームページの特性上、ここでは主にクイズ関連の電子掲示板のマナーとして守った方が良い事柄もローカルルールとしてまとめて掲載しています。

#ただ、いずれにせよ「面倒くさいから読まない」なんて人は、一様にルールが守れない人なのよね。

 すでに「プロバイダー責任法」も施行され、どのような電子掲示板であれ「通信の秘密」や「表現の自由」が旗印の悪質な書き込みは制限されています。
そのような被害に合わぬよう、また、誤ってあなた自身が加害者にならないためにも、特に「初めて電子掲示板を利用される方」はご利用の前に“最後まで”ご一読下さい。

 なお、これらの内容は「必ずこうしなさい」と、強要しているわけではないので、誤解のないようお断りします。以下に記すように、いわゆる約束事に反する書き込みはトラブルの元になることを知ってほしいためのものです。

 また、これらの内容はクイズ関連に限らず、普通の電子掲示板ではごく一般的なことです。原則として他のサイトの電子掲示板でも同じだと思ってください。
 「そんなバカな?」と思った方、検索エンジンで「電子掲示板 マナー」で検索した結果からリンクをたどってみてください。多分、あなたの背筋は凍ることでしょう。


〜お願い〜

1.掲示板の利用目的
 普通、どの電子掲示板もお互いの情報交換やコミュニティ形成などの目的で設置しています。
 基本的には閲覧制限などは設けていませんので、ここに来られた不特定多数の方々がご利用になれます。

2.やってはいけないこと
 一般にネット上での暗黙の了解となっていますが、電子掲示板では、人が不愉快・不快になる発言(これを“荒らし行為”と言います)はやめてください。
 また、これらの発言に反応することは、荒らしを助長することになりかねません。荒らし行為は徹底的に“無視”しましょう。
 「悪に対するは正義」ではなく、電子掲示板では「『荒らし』に反応する人も『荒らし』」なのですから。

3.まずは落ち着いて
 でも、もしかしたらその本人は荒らす目的はないにも関わらず、ひとつの発言がきっかけで感情をむき出しにした記事を投稿することもあるでしょう。
 「もしかしたら…」と思ったら、発言の投稿前に一仕事(できるなら一晩)置いて、精神的余裕を持ってから内容を再確認しましょう。
 気をつける点は「人が不愉快になる表現はないか」「喧嘩腰に見られないか」などです。該当する(と思える)場合は、発言を自粛しましょう。

 また、不愉快な記事を見つけても、常に平常心を保つことが必要です。心にゆとりを持ちましょう。
 『掲示板はあなたに合わせません。あなたが掲示板に合わせましょう。』
 それが出来ないのなら、ここには来ないで下さい。ブラウザを閉じて、それでおしまいです。

4.簡単なマナー

●文字“だけ”の世界へようこそ!
 “現実社会の一部分である”電子掲示板上は基本的に文字だけで交流します。
 もちろん、お互いの顔が見えないので発言はフォローがききません。現実社会にも増して配慮が必要になります。
 ある発言をすると、他人からは「その記事だけ」で人間性を含めた発言者の人格を評価されます。そのことをまず肝に銘じておきましょう。

●あいさつはこまめにきちんと
 初めて訪ねる場合は、「はじめまして」のあいさつとごく簡単な自己紹介を。
 いきなり「タメ口」「呼び捨て」というのは、常軌を逸脱しており、また、常識を疑われます。
 特に、初めて訪ねる見知らぬ土地の電子掲示板でいきなりの友達口調は人間のクズです。その電子掲示板の常連からキチ○イ扱いされること間違いありません。
(友人・仲間と集っているところに、見知らぬ者が何の挨拶もなくその集いに加わってきたら、気分悪くありませんか?それと同じですよ。)
 もちろん、掲示板で質問などをされた方は「ありがとうございます」などのお礼は当然。答えた方も、うれしい気分になれます。

●言葉のキャッチボールは大切
 そんな感じで、普通、掲示板は質問等の発言を投稿する(スレッドを立てる)ことで、それに対する返事が返ってくる(レスが付く)ことが基本です。
 言葉のキャッチボールは大切にしましょう。ということは、キャッチボールができるような発言にも心がけましょう。
 題名だけの返事や、一行(二行)返事は、そんな返事をもらった方が困ります。そんな発言は要りません。管理人にて要削除です。
 また、題名(サブジェクト)は人目を引くような工夫も必要です。

●電子掲示板にあったレスポンスを
 電子掲示板には、大きく分けて次の3つの形式があります。

◆ プレーン(インデックス/シーケンス)形式
 もっとも多くの電子掲示板で利用されている、最新発言が先頭(あるいは末尾に)表示される、1発言単独型の形式。
 発言のリンクは、アーティクルのナンバリングを利用して「>>nnn」と記し、どの発言へリンクしているかを書き込んだ者が指定するのがマナー。

◆ ツリー(マルチレス)形式
 根から幹、枝へとつながる木のように、親発言(アーティクル)と関連発言(レスポンス)が枝をつないで表示される形式。
 親発言に対して関連発言をいくつも行えるタイプ。もちろん、関連発言は必ず枝でつなぐのがマナー。

◆ トピックス(スレッド)形式
 親発言(アーティクル)に対して行われた関連発言(レスポンス)が1ブロックで表示され、その形が新聞などの見出しのように見える形式。
 トピックス型は1つの電子掲示板でいくつもの親発言を行えるが、スレッド型は1電子掲示板で親発言は1つしか行えないところに注意。
 関連発言はすべて1ブロック(スレッド)内に収めるのがマナー。

 それぞれの型によって、レスポンスの方法がことなります。ここでは省略しますが、それぞれの電子掲示板のルールをよく守ってレスしましょう。
 特に、ツリー形式やトピックス形式の電子掲示板でレスポンスを新たな親発言として起こしてしまうのはマナー違反です。

●引用はあくまでも引用です
 そんな言葉キャッチボールで、発言に返事をつける(レスをつける)ときは、相手と自分の発言に区別がつくように「引用符」をつけましょう。
 普通、電子掲示板ではレスをつけると元の発言には自動的に「>」という形の引用符が付けられます。
 (他にも「|」(直接関係がない引用)や、「#」(人に聞いてほしい独り言)などもあります)
 この引用符が重なるほど、その発言は古いことを表すのですが、すなわち、その発言はレスがついたスレッドを追いかければ読むことができます
 メールと同じで、受け取った文章をすべて引用符付きで並べたままちょこっとだけレスを書く、いわゆる「全文引用」はマナー違反です。
 引用はあくまでも引用ですので、本当に引用したいという出だしの1行だけなど引用を残すのは必要最小限にしましょう。
(実は、記録媒体も有限資源なのですが、それに気づいている人は多くありません。資源を大切にする為にも、引用は最小限に)
 なお、ツリー形式やトピックス形式の電子掲示板では引用そのものがマナー違反となります(直前の発言を読めば内容がわかりますから)。気をつけましょう。

#ベストなのは、引用がない発言。下手に引用すると、人によっては「あげ足取り」に見えちゃうからです。

●返事は気長に待ちましょう
 普通、電子掲示板で発言をすると、レスポンスが楽しみになります。でも、ちょっと待ってください。
 万人があなたと全く同じ生活サイクルではないですよね。2、3日のレスなしは当たり前。レスポンスは気長に待ちましょう。
 でも、中にはレスポンスがない場合もあります。そのときは、素直にレスをあきらめましょう。だいたい、1週間が目安かと思います。

●検索機能を使う
 検索機能が付いている電子掲示板なら、ぜひ活用しましょう。
 例えば、質問の前に、既に同じ質問が投稿されているのかを検索で調べることはとても大切です。
 質問へのレスを待つよりもずっと早く解決するでしょう。
 過去の発言を検索してみて、それでも該当する記事がなければ、発言を投稿してみましょう。
 基本的に、過去にあった質問を発言として投稿するのは案外煙たがられます。
 あなた自身が、同じことを幾度も聞かれるのはイヤですよね?「まず調べる」この努力は怠ってはいけません。問題作りと似ていますね。

●発言は投稿する前に確認を
 発言は読む側の立場に立って、人が不快になる表現はないかなど確認してみましょう。
 一般に、投稿する記事の不快度は、記事を書いた人の興奮度に比例すると言われています。
 それから、年齢を誇示するのはやめましょう。敬語・丁寧語が使えないことを若さのせいにするのは愚の骨頂です。
 「初めて」を武器にするなんてとんでもありません
 また、年上ぶっては何かにつけて諭すのも考え物です。そのような役割は電子掲示板の管理人に任せてください。
 人のことを構うくらいなら、その時間をご自身が楽しく過ごせるひとときに回しましょう。

●他人のハンドルネームを勝手に使わない
 他人のハンドルネームを使っての発言は、人として失格です。
 クイズでお手つきが積み重なっての失格とはわけが違います。絶対にやめましょう。また、見つけても無視しましょう。
 ※なお、ハンドルネームが同じであっても、ほぼ全ての電子掲示板ではパスワードやIPアドレスなどにより同一人物か否かは簡単に判別できます。

●私信はメールでやりとりを
 ときどき「○○さんへ」という“題名をつけて”ダイレクトに書き込む方がいますが、そういったことは掲示板ではなくメールでやりとりしてください。
 というよりも、普通に考えると“本当に私信を”というのなら、見られるのがいやなのですから電子掲示板には書き込まないはずです。
 もちろん、メールアドレスはその本人に直接伺うのがマナーです。
 「メールアドレスを教えて下さい」などと、不特定多数の人間がアクセスする掲示板で個人情報をねだるのは人間として最低です。

※補足※
 プレーン形式やトピックス形式の電子掲示板で用いられる、1発言で過去の発言へのレスポンスをまとめて行う際の「>>○○さんへ」は、ここで示す私信とは扱いが異なります。よく、この2パターンをまとめて考えてしまう方からご指摘をいただくことがありますが、ここで示すのは“「○○さんへ」という題名をつけた発言”についての事柄ですので、そのあたりをご理解下さい。

5.ローカルルール
 ここからは、クイズ関連の電子掲示板に見られる特徴的なルールになります。
 もちろん、全ての電子掲示板がこれを採用しているわけではありませんので、ご確認のほどを。

●各種著作物の貸借や放送前の番組内容の発言はご遠慮下さい
 「○○の番組を見られなかったので、V(TR)を貸してください」といった、著作権を無視した発言や、未放送の番組内容そのものに関する発言は原則NGです。
 行われた場合は、管理者権限で削除されることうけあいです。

●個人攻撃は絶対禁止!
 番組や大会で活躍されている方への質問等おたずねごとは、その節度を守りましょう。
 クイズの強さや知名度など、いろいろな点であこがれるのはわかりますが、限度を超えてしつこく追いかけるのはストーカーと同じです。
 極端な個人攻撃(とされる行為全般)につながる発言はNGです。行われた場合は、関連発言も含めて管理者権限で削除されます。
 クイズ番組に頻繁に出場する方はそれなりの有名税を払うべき…とは、それを思うあなたのエゴです。
 クイズ王などと呼ばれる方々は、有名であっても芸能人ではありません。クイズが共通項のあなたのライバルなんです。
 どうしてもお近づきになりたいのならば、その方が持つ実力を自分の身にもつけて、対決の場で正々堂々とぶつかり合いましょう。

●大会案内は詳細が確定してから
 大抵のクイズ関連の掲示板では、発言の一つとしてのクイズ大会告知を例外的に認めているところがほとんどです
 (もちろん、中にはNGというところもあります。ぜひご確認を。)
 ただ、発言の際は必ず本名で告知し、連絡先となるメールアドレスもはっきり示しましょう
 また、内容に変更があった場合は、その記事を発言者が直接訂正するのがマナーです。
 発言を直接訂正できる電子掲示板では、パスワードを設定した本人が直接訂正しましょう。
 発言の訂正ができない電子掲示板では、IDなど個人識別が可能な方法で本人であることを証明した上で返信などの追加発言を行いましょう。
 いわゆるスレッドへのレスポンスなどといった、これら以外の方法は、混乱の元となるのでNGです。その発言は管理者権限で削除されます。

#というか、普通は大会案内って確定してから掲載するのよね。告知後に会場・開催時間以外の点で変更があるなんて、普通は考えらんないよね。

6.その他
◆荒れている(と判断できた)記事は、管理者権限で削除する場合があります。
◆それでも荒らす常習犯や愉快犯については、IPによるアクセス元を判別し、アクセスを制限する場合があります。

※お願いですので、そんなことを管理人にはさせないでくださいね。なお、個人情報保護法を笠に着ても、悪いことはできないんですよ。
※ちなみに、大抵の電子掲示板ではIPアドレスからアクセスプロバイダをチェックでき、そのプロバイダの協力が得られれば、該当時間帯にそのIPを利用していた人物を特定することは、それなりの手段を要するものの、極々簡単にできます。よく「プロキシサーバ(通称「串」「串鯖」と呼ばれる)を使えば、足取りはつかめない…」などとも言われますが、これもプロキシサーバのアクセス履歴を追えば、実際にアクセスしているIPアドレスは簡単にわかってしまいますので、くれぐれも変なことは考えないように…。


〜最後に〜

 電子掲示板の管理人は、大抵がホームページの管理人をかねています。
 管理人の方は、できる限りの時間を見つけては、いろいろな箇所を管理・更新していますので、こういった細かいことで更新時間が削れると、なにかともったいないんです。
 いろいろうるさいかと思ったんですが、昨今のマナーの悪さ加減にほとほとあきれて仕方なかったので、こうしてまとめてみました。

 これを読んでいる電子掲示板管理人のあなたへ。
 このページはどこからリンクして頂いても構いません。電子掲示板で困ったことがある方は、あなたが管理している電子掲示板入り口からリンクさせて、皆さんに読んでもらいましょう。

 そして、これを読んでいる電子掲示板利用者のあなたへ。
 管理人の方が、このページをリンクさせてあなたに読んでもらおうとしている意図をくみ取ってください。

 管理人にすれば「最低限のことは守ってほしい」ただそれだけなんです。
 PCの向こうには、いろんな考えを持った生身の人間がいることを忘れないでね。

 これからも、当掲示板をごひいきに…

リンク前のページに戻ります →  ← リンク前のページに戻ります

#とは言っても、電子掲示板を荒らす人はこんな文章、最後まで読む分けないよな。第一、常識もへったくれも持ち合わせていないし。
#「常識はあるぞ!」と、この一文を読んで肝に障ったあなた、ならばもう一度最初から最後までかみ砕きながら読んでみなさい。